指導者
概要
指導者はこのゲームの主人公でありプレイヤーの分身として動くキャラクターです。
元々は前作Ratropolisで再建された新ラトロポリスの王女でしたが反対勢力に国を奪われ脱出し、逃げ延びた先で過去の栄光を取り戻すのが目標です。
時系列的には旧ラトロポリス崩壊→新ラトロポリス建国(前作)→内部の不満で弱体化して崩壊→今作OPという流れのようです。
また開発日誌5によると主人公は身分を隠しているという説明がされており、「亡国の王女の元に旧臣たちが集まっている」という感じではないようです。
デザイン的な分かりやすさのためにティアラこそ載せていますが、市民たちは王女であることを知らないので「指導者」と呼ばれます。
見た目は後からでも王室の衣装室で変更できますが名前や性格(指導者特性)、旗および都市の名前はゲーム開始時にしか変えることができません。
指導者特性
ゲーム開始時に選んだ特性によってボーナスを得ることができます。
「放蕩な貴族」はやや使い勝手が悪いので、慣れない間はそれ以外を選んだほうがいいでしょう。
「生来の戦士」・「機敏な冒険家」はアクションによるごり押しがしやすくなるので、シミュレーションゲームに慣れていない方におすすめです。
「孤高の学者」はじっくり進めたい場合に、総合的な効率では「都会のアイドル」が優れています。
画像 | 名称 | 特性 | 背景 |
---|---|---|---|
孤高の学者 | 経験値+20% 初期研究ポイント+3 |
王国の天才だったあなたは血統とは別に優れた学問的資質を持っていました。 その潜在能力を発揮する前に脱出しなければならなかったのが惜しまれます。 | |
生来の戦士 | 攻撃力+1 最大体力+20 |
あなたが王室で生まれていなければ、きっと優れた将軍になっていたでしょう。 残念ながら個人の武力は滅びゆく王国を守るにはあまり役に立ちませんでした。 | |
機敏な探検家 | 移動速度+10% 運搬量+1 |
王宮の内外を隅々まで冒険するあなたの趣味は脱出に大いに役立ちました。 その才覚はこれからも助けになるでしょう。 | |
都会のアイドル | 移住民の等級+1 都会の幸福度 (市民の幸福度+1) |
王国のみんなに愛されるあなたは、都会のアイドルのようでした。 その姿をただ一目見るだけで誰もが心を弾ませました。 | |
放蕩な貴族 | 初期資金+3000 貸出商品の最大数+3 |
あなたの浪費癖は誰よりも激しいものでした。 贅沢な生活はお金に対する感覚を研ぎ澄まし、もちろん脱出の際にも先立つものを手元に置いていました。 |
モード切替
女王ネズミ(プレイヤーキャラ)は採集・採掘などを行う通常モードと武器を扱う戦闘モードを切り替えながら操作します。
各モードはキーボードのShift
キーを押すことで切り替えることができます。
通常モード
基本の状態では女王は植物の採集・土や石などの採掘・壊れた施設の修理を行うことができます。
タイミングよく左クリックすれば伐採を高速化できます。
キーボードのQ
を押し命令ウィンドウを開くと上記に加えて建設、撤去、取り消し命令などを市民に対して行なえます。
市民に建設や撤去の命令を出している状態なら女王自らも該当作業に加わることができます。
市民に命令を出して都市を発展させましょう。
戦闘モード
武器を取って敵との戦いに勝利しましょう。
Shift
キーを押し戦闘モードに入ると採掘などが行えなくなる代わりに武器を使って敵を攻撃できるようになります。
ウサギやミツバチなどを自ら獲りたい場合もこのモードを使用します。
初期はグラディウスしか使用できませんが王室の鍛冶屋を研究し建設することでより強力な武器を作成することが可能です。
王室の鍛冶屋で女王の装備をアップグレードできます。
木の弓を作成すれば遠距離から安全に戦えます。
王室の建造物
王室のベッド
王室のベッドを作成すると女王の体力を回復できるようになります。
逆に言えばこのベッドを用意するまでは回復手段がないので早めに準備するのをおすすめします。
研究そのものは初期から完了しているので紡織所を建てて材料となる生地を用意しましょう。
王室の鍛冶屋
王室の鍛冶屋では女王専用の装備を製作することができます。
製作にはミニゲームをクリアする必要がありますが失敗してもペナルティはなく何度でもやりなおせます。
武器ごとに射程や硬直の大きさなど一長一短があります。
王室の衣装室
王室の衣装室は指導者の見た目を変えられる施設です。
追加の髪型などゲーム開始時に選べないものにも変えることができます。
王室のトンネル
王室のトンネルは2点間をファストトラベルできる施設ですが有料かつ非常に高額なため序盤から使うことは難しいでしょう。
神壇
ネズミ、犬、牛の神壇を建て、点火すると対応したスキルを使用可能になります。
各神壇にそれぞれ長所がありますが一度に使用できるのは1つだけで2つ目に点火しようとすると1つ目の神壇は無効化されます。
ネズミの神壇
ネズミの神壇は最初に研究もでき、使い勝手もいいのでずっと使い続ける方も多いと思います。
すれ違った市民から自動で徴税するパッシブスキルと市民にお金をバラ撒くアクティブスキルはどちらも非常に有用です。
5回連続でお金を受け取った市民には金融治療のバフが付き24時間の間は幸福度が+3されます。
バラ撒いた分のお金は国庫から引かれますがパッシブスキルで回収すれば無料と同じです。
貧しくて困っている市民の近くに行って直接お金を渡せるのも助かります。
注意すべき点はスキル発動時にT
キーを長押しせずに離してしまうとそこで発動が終わってしまう点です。
長時間発動しても一瞬しか発動しなくてもクールタイムは12時間で変わらないので使用時は長押しするようにしましょう。
お金をバラ撒けば市民は幸福です。
犬の神壇
敵の巣が見つからなくて困っているなら犬の神壇を使ってみるのもいいでしょう。
ただ襲撃日にしか巣の場所が分からないためネズミの神壇に比べると使い勝手は劣ります。
巣がある方向に犬のアイコンが表示されます。
アクティブスキルは一定時間近くにいる敵を行動不能にできますが発動準備中に攻撃を受けてノックバックさせられるとキャンセルされます。
牛の神壇
牛の神壇は生産速度を上昇できるので都市が安定した後に効率を求める段階で使うのがいいでしょう。
アクティブスキルではベルを鳴らして市民の労働意欲を高めます。
注意点として牛の神壇のアクティブスキルが有効なのは「アイテムの生産」活動に限定されるということです。