初心者ガイド

提供:Ratopia Wiki
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概略

法典を作るあたりまでを最序盤、王室のベッド作製~溶鉱炉の建造までを序盤、それ以降~電力を利用する前までを中盤としています。


ゲームを始める前に

ゲーム開始時に決めた設定のうち見た目は後からでも変更できますがそれ以外はそのセーブ内では変更できないので慎重に選びましょう。

などもゲーム内で都市の飾りとして置くことができるのでデザインに凝りたい方にとっては重要かもしれません。

性格(指導者特性)はどれでも問題ないですが初めてプレイされる方なら「生来の戦士」か「機敏な冒険家」、「都会のアイドル」がおすすめです。


難易度は「普通」でも難しく感じる方が多いと思うので初プレイなら「易しい」が無難です。

純粋に街づくりを楽しみたい方は難易度「平和」なら敵の襲撃がなく都市運営に集中することができます。

最序盤

自然の資源を獲得しましょう!

資源貯蔵庫に入れることで建設や加工のための材料として使用できるようになります。

地面に散らばった状態では材料の在庫としてカウントされません。

指導者自身が手で持っているアイテムも在庫の数に入ります。


まずは周辺に生えている穀物などを採集してみましょう。

自生する植物は完全に刈り取ったり下にあるブロックを破壊しなければ8~12時間程度で再成長します。

採集してみよう.gif

左クリックを押すことで採集できます。


足場となっているなどのブロックを採掘することもできます。

指導者市民は2マスの高さしか登れないので注意しましょう。


また池などに貯まっているも採掘扱いでアイテム化することができます。

足場破壊.gif

足元のブロックを破壊すると上にある自然物も破壊されてしまうので気を付けましょう。


植物を完全に刈り取った場合はも入手することができますが植えるためには菜園研究が必要になります。

ゲーム開始直後は野生穀物は除去しないほうがいいでしょう。

広葉樹は邪魔なら取り除いてしまっても問題にはなりにくいです。


都市の入口を建設しましょう!

貯蔵庫を入れると都市の入口を建設できるようになります。

都市の入口を利用すると11時間ごとに1~3人の移民を受け入れることができます。

どの移民も受け入れたくない場合はEscキーから拒否することも可能です。

穀物農園菜園狩り場などで食糧を安定させるまでは市民は20~30人程度に抑えたほうが無難です。


新たな市民.gif

受け入れた移民はあなたの都市に加わります。


市民の労働力を活用しましょう!

都市に加わった市民はそのままだと運搬作業くらいしか行いません。

命令Qキー)を使用して採掘・採集の範囲を指定したり新たな建物を建築してみてください。

手の空いている市民はそれらの作業をあなたの代わりに行ってくれます。


また人手を必要とする施設に市民を配置することで特定の職業に従事させることもできます。


命令.gif

画面右下の王冠アイコンをクリックするかQキーを押すことで市民に命令を出すことができます。


製材所を建てましょう!

製材所を建てると木材木の棒に加工することができます。

この2つは用途がとても多いので序盤から製材所を2~4つ建ててもかまいません。

初期設定だと木材しか製造しないようになっているので木の棒も生産するようにしておきましょう。

建造した施設に市民を配置するのも忘れてはいけません。


建造物の前で詳細を確認(Fキー)すると担当する市民や生産するアイテムを変更することができます。

「市民配分」「作業」のそれぞれをEキーあるいは左クリックすることで別ウインドウが開きます。


製作するアイテムの変更.png


作業条件について

上の画像だと右下の部分に「作業条件」が表示されていますがデフォルトだと無効になっています。

建造物の詳細メニューの左から2番目のタブを選択し、作業条件を活性化すると生産する資源数の上限などを設定できるようになります。

作業条件は必ずしも設定する必要はありませんが、特定の資源が使われすぎてしまうと感じた場合には利用してみるのもいいと思います。

作業条件の活性化.png


一つ一つの建造物で作業条件を個別に活性化するのは面倒なので、 この機能を利用する場合はゲームオプションから「常時活性化」しておくのをオススメします。

作業条件の常時活性化.png

研究を行いましょう!

木材を入手すると研究テーブルを建てることができます。

研究を行う際には研究テーブルのそばでFキーを押すと最大3件までの研究予約が行なえます。

予約さえしてしまえば研究は自動で進むので市民を割り当てる必要はありません。


なお研究には研究ポイントが必要です。

研究ポイントは新たな資源を獲得するか研究所市民を割り当てることで増やすことができます。


木以外の資源も加工しましょう!

紡織所石工所を研究して生地ロープ石材などを生産しましょう。

これらは木材と同じく用途が多いので早めに建設するといいでしょう。


近くにウサギがいるのなら屠畜場を建てれば生肉に加工することができます。

ウサギ狩り場市民を割り当てることや指導者自ら狩りを行うことで手に入れることができます。

狩りをする市民は体力を消耗するのでベッドで寝るようにして回復させてあげましょう。


市民に娯楽と衛生を提供しましょう!

トイレを建設して衛生を確保し、イベント会場も研究して娯楽の提供も行いましょう。

これらのサービス施設は拠点の端に置くよりも市民が利用しやすい場所に建設したほうが機能しやすいです。


イベント担当者の娯楽は自分では満たせません。

不満が溜まってきたら担当者を入れ替えるか2つ目を建設しましょう。


娯楽衛生などの施設は同じものを複数建てても問題ありません。

特にトイレは建設も容易で維持コストもかからないため多めに設置してもいいでしょう。

目安として市民10~15人あたり1つ程度のトイレイベント会場を用意したいところです。


イベント鑑賞.gif

市民はお金を支払ってサービスを利用します。


採集を自動化しましょう!

採集所伐採所を建設し市民を割り当てることで指定した植物を採集させることができます。


初期設定だと採集所穀物のみ、伐採所は広葉樹しか採集してくれません。

他の植物も集めたい場合は建物の詳細(近くに行ってFキー)から設定を変更してください。

ただし花びらも集めさせようとすると作業が増えすぎてしまうので、採集所の数を増やしたほうがいいかもしれません。

穀物だけを集める場合でも採集所は2つ以上は建てたほうが回転率がよくなります。


ウサギの巣がある場合には狩り場、魚の穴があるなら釣り場を作るのもいいでしょう。

釣り場は経験値こそ入りませんが能力値の低い市民でも高い効率を出すことができます。


また貯水槽を建設することで採集と同じように近くのを集めさせることができます。

がなければ意味がありませんが(人工)池などの雨水が溜まる場所があれば設置してみるのもいいでしょう。


貯水槽は必ずしも水場に隣接させる必要はありません。

採集所などと同じように範囲内(初期設定だと19マス)にあるを自動で集めてくれます。


法典を設置して税金を徴収しましょう!

市民が労働を行うたびに自動的に国庫から報酬が支払われます。

何もしなければ国庫が尽きて報酬が支払えなくなり市民が反乱を起こすでしょう。

法典を設置し税法を定めることで税金を徴収可能になります。

徴税は市民1人1人を左クリックすることでもできますが非常に面倒です。

税務署を建てて市民を割り当てるかネズミの神壇に点火すると自動で徴税できるようになります。

管理機能を使ってみましょう!

Gキーを押すと管理コマンドを使うことができます。

命令(Qキー)と同じように右下のアイコンからも管理メニューを開くことができます。


特に統計は重要で未払い税金や国庫の増減といった経済統計、市民の一覧や食糧の在庫などの詳細を確認することができます。


研究の進捗も管理メニューから確認できますが何を研究するかは研究テーブルでしか決定できません。


管理.gif

序盤

犯罪者を捕らえて反省させましょう!

市民の幸福度が低いと犯罪を起こすことになります。

牢屋を作ると逮捕した市民を投獄することができます。

逮捕は犯罪を犯した市民を左クリックすることで行い、投獄は逮捕した状態で牢屋を左クリックすることで行います。

またGキーで管理を開きフィルタ→犯罪フィルタをオンにすると容易に犯罪者を発見できます。


犯罪フィルタ.gif

フィルタをオンにすると犯罪者が赤く表示されます。


地下の世界を探索しましょう!

Ratopiaの地下世界には様々なバイオームが広がっておりそれぞれで希少な資源を入手できます。

特に重要な資源としては鉱石バイオームでの水晶などの鉱石やクモの巣、 ジャングルバイオームでの蔓生の木おもしろ花などがあります。


木製はしごはもう研究されたでしょうか? 葉から作る通常のはしごよりも資源を節約でき、速度ボーナスも大きいのでより探索をしやすくなります。

罠や兵士で敵の襲撃に対抗しましょう!

製材した木材木の棒を使って初歩的なトラップを作ることができます。

トゲのわなを敵の進行ルートに置いたり訓練所で兵士を鍛えることで敵の襲撃に備えましょう。

敵の巣から拠点までの道を整えることによって相手を誘導するといいでしょう。

亡くなった市民を弔いましょう!

不幸にも敵の襲撃などで市民が死亡することがあるかもしれません。

墓地を建てたり火葬場にして市民を弔いましょう。

死亡した市民を放置すると他の市民の幸福度が下がり衛生も低下します。


共同墓地市民を割り当てると死体を自動的に埋葬してくれますが数には上限(10人)があります。

基本的には共同墓地よりも火葬場で死体を処理するほうがおすすめです。


王室のベッドと王室の鍛冶屋を作りましょう!

王室のベッドを作れば指導者の体力を回復できるようになります。

作成には生地が必要なのでそれまでに紡織所を建設している必要があります。


王室の鍛冶屋を建設すれば指導者のためのより強い装備を作製できるようになります。

この施設を作るためにはが必要になるので先にを建設しましょう。

は溶鉱炉を建設するまではほとんど用途がありませんが金属を作るのに大量に消費します。

したがってこのあたりから生産を始めておくといいでしょう。


王室の鍛冶屋で木の弓}を作製するだけでも敵との戦闘は多分に有利になるでしょう。

防具も革鎧(防御+1)や骨の鎧(防御+1、体力+60)を作るだけでもだいぶ楽になります。


石炭を見つけられたら再鍛造で装備の強化も行えます。

弓に毒を付与するとDPSはほぼ2倍になります。


外交を確立して貿易を行いましょう!

外交室を建て探検を行うことで他の都市と接触することができます。

探検は1度に3回まで予約でき、距離によりますが3回1セットとして半日~1日程度で1回の探検が完了します。

探検は繰り返し行うことになるので外交室は便利なところに設置しましょう。


他都市を発見できればさらに貿易場を建てることで輸入・輸出が行えるようになります。

貿易を行う前に対象の都市に最低1度のプレゼントを送る必要があります。

詳細は貿易を参照してください。


プレイヤーの都市の通貨はピアですが都市によってはダールを使用しているので

それらの都市と貿易を行うためには銀行を建てて両替する必要があります。

食糧を増産しましょう!

この頃になると市民の数も増えてくるので自然からの採集や狩猟では限界を迎えているでしょう。

穀物農園菜園を作ったり、パン屋調理場などの加工施設を利用することで栄養効率を高めることができます。


パン屋調理場を利用する場合は製粉所も必要です。

製粉所を作れば料理に必要な穀物粉を加工することができます。


生活用品を作りましょう!

食糧が安定して余裕が出てきたら屠畜場生肉だけではなくも生産してみましょう。

を手に入れると革工房から革袋を作製できます。

革袋を購入した市民は運搬量が+2されるので労働の効率が大きく上昇します。


製粉所で製造できるで製作できる陶磁器なども簡単に作れて効果が大きいです。

注意点としては貴重なので陶磁器の製作にはではなくを使用したほうがいいでしょう。


サービスを改善しましょう!

市民の数が増えるとサービスの効率も上げたほうがいいでしょう。

木工所酒樽を作り、ブルワリービールを作ると居酒屋市民に提供できるようになります。


上位のサービスや食糧などは一部の市民しか利用できません。

法典→商法→建物権限の変更}or消費権限の変更}」を行い貧困層でもサービスが利用できるようにしておきましょう。


溶鉱炉を建てましょう!

ここまで来たら溶鉱炉で金属のインゴットを生産し、さらなる発展を目指しましょう。

インゴットを作れるようになるとさらに便利な施設や装備を利用することができます。

溶鉱炉では鉱石の他にも必要なのでに変える必要があります。

鉄をインゴットにする際には、それに加えて製粉所石灰粉骨粉を用意する必要があります。


また溶鉱炉ではガラスを作ることもできます。


中盤

金属を使用する施設を作りましょう!

金属インゴットを入手すると銭湯鉄インゴット)や警察署銅インゴット)を建設できるようになります。

さらに銅インゴットを材料として木工所歯車を作ることもできます。

歯車があれば昇降場を作ることで縦方向の移動がとても便利になります。


防衛でも鉄インゴットを使用し、戦闘教育院地震の振り子といったより上位のものに置き換えていきましょう。


貨幣を鋳造しましょう!

銅インゴット金インゴットを用いて造幣局で貨幣を鋳造することができます。

貨幣の鋳造はあらゆる生産活動の中で最も大きな利益が出ますが、 安定した生産のためには鉱石を輸入などで確保する必要があります。


ガラスを使用する施設を作りましょう!

ガラス工房ガラス瓶を製造するとブルワリーワインを作ったり、調香所香水を作れるようになります。

作ったワインサロン市民に提供することができます。


さらに金属を加工する準備をしましょう!

鍛冶屋を建設すると2種の生活用品の他に工業(電力)化後に大活躍する銅線鉄板を製作することができます。

電力を使うようになると銅線鉄板はとても大量に使用することになります。


終盤

工学研究も行いましょう!

工学テーブルを建設すると通常の研究とは別に工学研究も行えるようになります。

まずは風力タービン電力ボックス送電線の3つを研究してみましょう。


これらを組み合わせるともっとも基本的な電力網を形成することができます。

並んだ風力タービン.png


電力は電力ボックス蓄電池のような電力貯蔵施設に貯めた後でないと他の施設では利用することができません。

風力タービンは下の画像のように向かい合わせにも配置できますが他の建物と近すぎると効率が落ちてしまいます。

向かい合った風力タービン.png


電力を利用する施設を使ってみましょう!

最初に候補になるのは工学ツリーの序盤にある先進研究所小型ライトになるでしょう。

先進研究所は大量の電気を消費しますが従来の1.5倍の速度で研究することが可能で、さらに通常の研究所と共存できます。

小型ライトは天井から吊り下げて利用し、下側3x3の範囲を通った市民に移動速度+20%のバフを与えてくれます。


注意点として十分な電力供給ができていないと停電が頻発してしまうことです。

先進研究所1つを動かすだけで風力タービン3つが必要になり、まったく同じ電力で小型ライト8台が稼働できます。

電力を利用する側の施設は送電線で繋げる必要はありませんが電力ボックス蓄電池との距離が20マス以内にある必要があります。


地下のさらなる探索を進めましょう!

工学研究を進めるうえで地下深くの火山バイオームにあるニッケルを手に入れる必要があります。

あるいは都市国家の1つであるアッシェンムーアを発見できている場合はそちらから輸入することも可能です。


蓄電器やモーターも作ってみましょう!

部品工場を建設するとニッケルを利用して蓄電器を作ったり、歯車をさらに強化してモーターも作ることができます。

この2つと上述の銅線鉄板をあわせた4つのアイテムが工業化のうえで最重要になります。


部品工場2つを稼働させるのに風力タービン3つが必要になるので増設もしておきましょう。

作った蓄電器を使用して蓄電池を設置すると場所を取らずに多くの電気を保管できます。


モーターを作ると下を通った市民に体力回復バフを与える復元ゲートなどを建設できるようになります。


便利なドローンを使ってみましょう!

蓄電器モーターがあると飛行しながら採掘・建設・修理・撤去を行ってくれるドローンを利用できるようになります。

ドローンはドローンハンガーを建設すると自動的に3台がセットで付いてくるので別に製造する必要はありません。

ドローンハンガー部品工場と同じく2つを稼働させるのに3つの風力タービンが必要になります。


より精密な機械を製造してみましょう!

部品工場作業回路を作るとより複雑で高度な機械を作り出すことができます。


テスラタワーは2つ1組で機能し、発電した電力を無線で遠くに送る施設です。

ネズミボット組立工場では市民の代わりに労働を行うネズミボットを製造することができます。

これらを利用すると都市の生産性が大幅に上昇します。


他の発電施設も利用してみましょう!

テスラタワーを建てられるようになると離れた場所で大量の発電施設を動かし、それを都市の中心に送れるようになります。

近く深くに熱発電機を並べてネズミボットに発電させたり、あるいはマップ端にダムを作って水力発電機を大量に運用することもできるでしょう。


最終盤

繁栄度を上昇させて都市の偉業を称えましょう!

繁栄度を上げていくことでクリアに近付いていきます。

ここからは自国での生産と貿易との兼ね合いなどでプレイヤーによって大きな差が出ていると思います。

都市を大きく発展させてネズミの楽園を築いてください!