都市計画
概要
どのような感じで都市を発展させていくかのアウトラインを紹介するページです。
もちろんこの通りに進める必要はなく、あくまで一つの目安です。
市民の配分はざっくりと食糧調達/サービス/生活用品/兵士/(兵士以外の)公務員/材料(加工)/自由枠に分けています。
市民が10人増えるごとにどのように仕事を振り分けていくか、という書き方をしています。
都市の構造
意識したほうがいいことは「1.関連する施設同士は近づける」こと、「2.地下の探索はしつつも建物の半分は上に建てる」ことです。
1つ目は水を使用する穀物農園を貯水槽とセットで置いたり木を使用する製材所やキノコ農園は伐採所と近付ける、などが典型例です。
また溶鉱炉や石工所は地下で掘ってきた資源を使用するのでどちらかと言えば都市の下側に作ったほうが移動距離は短くなります。
上の画像では貯水槽、穀物農園、製粉所、パン屋など関連する施設が隣接しています。
2つ目の主な理由として地下に都市を急速に拡張してしまうとゾンビの活性が激しくなってしまうことが挙げられます。
そうでなくても都市は中心になる場所を意識しつつ、そこから半径40マス(警察所の有効範囲)にできるだけおさまるように配置すると管理が楽になります。
特に食糧や生活用品などは市民が遠くからでも買いに行く必要がありますから都市の中心近くの貯蔵庫に集まるようにするのが望ましいです。
半径40マスということは中心から左右上下に28マスずつくらいが目安になります。
下の画像だと左上の2段ベッドや左下の造幣局は不便な場所にあるので引っ越ししたほうが効率はよくなります。
床面積で考えると100人の都市で最終的に500マスくらいの床は必要になると思います。
横方向に18~20✕3区画で54~60マスだと縦に9~10フロアくらい、横方向に20✕2区画で40マス程度だと縦に13フロアくらいが目安になります。
市民の配分
最初の10人
食糧 | サービス | 生活用品 | 兵士 | 公務員 | 材料 | 自由枠 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 | 2 |
食糧
採集所2つを想定していますがウサギ穴があるなら狩り場でもいいでしょう。
序盤は採集所などの自然の資源を集める施設を複数建てることで、難易度が大幅に低下します。
葉や花びらも集めさせようとすると、そちらに時間が取られて穀物の採集量が下がってしまいます。
穀物以外も指定する採集所は1つに留めるか、あるいは採集所自体の数をもっと増やす必要があります。
サービス
イベント会場を建てましょう。
生活用品
まだ作る余裕はありません。
兵士
10人目くらいから訓練所で兵士(警備兵)を育て始めたほうが安全です。
たまに近場にゾンビの巣が大量にあったりするので用心に越したことはありません。
訓練所ではデフォルトで民兵隊が指定されていますが、警備兵に比べるとかなり弱い兵種です。
公務員
研究所を公務員扱いにしています。
材料
「製材所x3」か「製材所x2と紡織所x1」で好みになるかと思います。
早めに拡大したいならすべて製材所、ややゆっくり目なら紡織所を1つ建てる感じになります。
自由枠
建設や運搬を担当させたり厚みを持たせたい分野に回ってもらいましょう。
11~20人
食糧 | サービス | 生活用品 | 兵士 | 公務員 | 材料 | 自由枠 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 3 |
食糧
野生穀物が近場に7~8個以上あるなら採集所をさらに増やしてもいいですね。
※近場と言っても1日に3~4回くらい野生穀物を採集できるなら効率的には十分なので、往復2~3時間くらいまでは許容範囲です。
そうでない場合は穀物農園を早めに稼働させたい段階です。
※野生穀物4株で10~11人程度の食糧にしかならないのでそろそろ採集だけではキツくなってくる頃合いです。
穀物農園1つで1日に水3~4程度を消費するので大樹のウロや地下に溜まったものを汲んでおきましょう。
自分で汲むのが面倒なら自由枠から1人を貯水槽に回していいと思います。
サービス
イベント会場をもう1つ建ててお互いを楽しませてあげましょう。
生活用品
まだ少し早い気もしますが自由枠から1人回してもいいでしょう。
水と土が多くある地形なら窯を建てて陶磁器、ウサギ穴があるなら革袋、花びらが多いなら油でしょうか。
どれも有用ではあるので材料が用意できるなら好きなものを作ってかまいません。
兵士
警備兵をもう1人増やしたいですね。
公務員
税務署を建ててもいいですが少し後回しにしたい気もします。
後回しにする場合はネズミの神壇も建設したほうがいいでしょう。
材料
10人の時と合わせて製材所x3~4、紡織所x1~2、石工所x1くらいになるのを目安に建て増します。
自由枠
建設するものが多いので余裕を持たせたいところです。
水晶の木やサンゴの木などがあるなら集めさせてもいいでしょう。
その場合は近くに伐採所と貯蔵庫、それからトイレくらいは建ててあげるといいですね。
21~30人
食糧 | サービス | 生活用品 | 兵士 | 公務員 | 材料 | 自由枠 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 3 |
食糧
サービス
娯楽担当をもう1人増やしてもいいですが、舞台にアップグレードしたり、能力の高い市民に交代させてもいいでしょう。
最初から運搬役で歩き回っている市民のほうが才能が高くなっているかもしれません。
生活用品
0にしていますがそろそろ作り始めてもいい頃合いです。
他の分野が回っているかどうかを見て決めましょう。
兵士
警備兵をもう1人増やして3人体制です。
集結所も建てて兵士を登録すればゾンビの巣を破壊するのに十分な戦力です。
公務員
税務署が1つくらいほしい段階です。
都市も大きくなってきているのでネズミの神壇を使っていても回収しきれなくなります。
市民のスケジュールを固定して無理やり回収するやり方はおすすめできません。
スケジュールを強制することによる生産性の低下のほうが税務署の人件費よりも大きいからです。
材料
製材所4、紡織所2、石工所1くらいになるように建て増します。
後は窯と製粉所を1つずつ建てておいて、次の段階に来る溶鉱炉稼働の準備をしておきます。
鉱石が見つかっていなければ窯は陶磁器、製粉所は油か穀物農園で使う肥料(石灰粉、骨粉)を作らせておきましょう。
パン屋を建てるなら自由枠から回して製粉所を2つに増やしましょう。
自由枠
ここまでを合わせると自由枠8人になっています。
建設や採掘などやらせることは多いですが人が足りているなら他に回ってもらいましょう。
31~40人
繁栄度3くらいの段階でしょうか。
アクティブな墓(ゾンビの巣)の数が増えたりして敵が強く感じる頃です。
食糧 | サービス | 生活用品 | 兵士 | 公務員 | 材料 | 自由枠 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 |
食糧
パンや陶磁器を作れるようになっているならこのあたりから食糧担当はあまり増やさなくてよくなります。
サービス
居酒屋にすると木工所とブルワリーも必要になるので少し稼働までに時間がかかるのが難点です。
生活用品
油、陶磁器、革袋、靴、コウモリポーションあたりからどれか1つくらいは欲しい段階です。
1つあるだけで幸福度+1も付くのが嬉しいです。
兵士
4人目を追加します。
敵が強く感じるならもう少し増やしてもいいでしょう。
溶鉱炉が稼働しているなら上位の施設(兵営、支援教育院、戦闘教育院)を建ててもいいですね。
兵営なら槍兵か盾兵、支援教育院なら医務兵、戦闘教育院なら軍団兵がおすすめです。
公務員
警察署を建てることを想定しています。
材料
溶鉱炉は加工に時間がかかるので2つは建てたいですね。
木工所も建てて道具・歯車、居酒屋を利用する場合は酒樽なども作っていきましょう。
自由枠
とりあえず2人置いています。
前段階までと合わせて10人を必要に応じて分配し、それでも手が足りるようなら探検や金策に回しましょう。
そろそろ貿易用のガラス工芸品や珊瑚石やシルクを作りたい段階です。
銅インゴットや金インゴットが余り始めたら造幣局も建てましょう。
41~50人
前の段階と同じく難しく感じやすいと思います。
このあたりを乗り越えられるとイタチの登場(繁栄度5)まではだいぶ楽になります。
食糧 | サービス | 生活用品 | 兵士 | 公務員 | 材料 | 自由枠 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 |
食糧
いちおう1人増やします。
貿易を始めているならはちみつ(気力減少率-10%)などを輸入したりできますからあまり増やさずともいいでしょう。
サービス
4人目の娯楽担当者を想定しています。
居酒屋を利用する場合は娯楽減少率-10%もあるのでここからあまり増やさなくてよくなりますね。
生活用品
油、陶磁器、革袋、靴、コウモリポーションからもう1種類くらい追加したいです。
兵士
5人目を追加します。
このあたりは敵を強く感じやすいと思うので必要ならもう少し増やしてもいいと思います。
公務員
税務署をもう1つ追加したり罠を利用するなら修理事務所を置いたりしましょう。
材料
溶鉱炉を4基くらいまで増やしたり木工所を2つにしたいですね。
自由枠
このあたりから余った市民はどんどん金策に回していきましょう。
基本は造幣局、ガラス工房、宝石細工所、紡織所ですが、それらのための材料を作る施設も必要です。
溶鉱炉や染料工房(クモの巣からシルクを作る場合)、伐採所(水晶の木、サンゴの木)などがその筆頭です。
51~80人
食糧 | サービス | 生活用品 | 兵士 | 公務員 | 材料 | 自由枠 |
---|---|---|---|---|---|---|
0.5 | 1 | 0.5 | 1 | 0.5 | 2 | 4.5 |
だいたい繁栄度4あたりの段階です。
体感としては繁栄度3が一番キツく、このあたりは少し楽になる印象です。
食糧
農園が稼働していれば安定する段階ですが、人が増えると消費も激しくなるので少しずつ増員していきましょう。
サービス
居酒屋や舞台を増やしたり、そろそろマッサージベッドやランドリーなども建てる余裕が出てきます。
生活用品
余裕がありそうなら生活用品を増やせばそろそろ中産階級になる市民も増えてきます。
再生のポーションや衣服なども作れると襲撃対策が盤石になります。
兵士
けっこう余裕が出てくる頃だと思いますが次に来るイタチの襲撃に備えて防衛をアップグレードしておきたいです。
特にv1.0.0110で凶悪などくイタチが追加されたので体力が高い戦闘教育院の槌兵なんかがいるといいですね。
地震の振り子なども研究しておくのをおすすめします。
公務員
税務署を増やしたり、必要なら修理事務所を建ててもいいでしょう。
材料
溶鉱炉をさらに建てたり、必要なところを強化しましょう。
電力を使う予定なら鍛冶屋も先に建ててもいいですが防衛用に鉄インゴットは残しておきたいです
81人~
80人を越えているということは繁栄度5に到達しているのでイタチとの対決になります。
イタチの襲撃を乗り越えられたらいよいよ記念碑を完成させてクリアに向かっていく段階です。
バイオームで手に入る資源や個人の好みが大きく反映される段階だと思います。
経済・貴族勝利を狙うなら貿易に力を入れ、建築・科学勝利を狙うなら開発にリソースを割くなど目標によっても変わってきます。